「TA心理学」と「春夏秋冬理論」にはストーリーがある
(安部朋子さん)

「TA心理学」と「春夏秋冬理論」にはストーリーがある<br />(安部朋子さん)


ご家族やご友人など、
横のつながりで受講する方が多い「LLP講座」ですが、
安部さんも、きっかけは2期の金子卓司さんでした。


「以前から、金子さんに
『LLPは受けたほうがいい』と勧められていたのですが、
『春夏秋冬理論』についての知識はまったくなく、
私自身は本当にゼロの状態で表参道に行きました(笑)。


ただ、実際に受けてみるとすごく面白かったですよ!


自分の年表を書くのは大変だったけれど、
途中でだんだん楽しくなってきて、
しかも、振り返ってみると、『春夏秋冬』とピッタリ。
私には、TA心理学という
バックグラウンドがあるのですが、
そことも重なる部分があったりして、
とにかくエキサイティングな3日間でしたね」。


「TA心理学」は、
Transactional Analysisという心理学をさします。
日本では「交流分析」と訳され広く使われていますが、
中身は異なるそうです。
安部さんは国際TA協会公認教育分野教授でもあります。

「春夏秋冬理論」は年表を書いて
人生を振り返ることで、
自分のサイクルを理解するものですが、
「TA心理学」と組み合わせることで、
より活用しやすくなるのではないか
という声がありました。


「春夏秋冬理論」と「TA心理学」から生まれるストーリー




「『春夏秋冬理論』は、決めつけではないけれど、
ベースになるものがあるじゃないですか。

『春生まれはこういうタイプで、
こういう季節の流れがありますよ』というのが、
とても面白いと思いましたね。

『TA心理学』というのは、
生まれてからいろいろな人の影響を受けて
いまの私たちがいるという考え方。

たとえば、小さい頃に
『つべこべ言わずに言われたことを黙ってしなさい』と
言われ育った人は、
いろいろなものが自分の中から湧き上がってきても、
その呪文(ストッパー)みたいなのがあるから
発信できない。

それは、『チャンスを逃している』と
考えることもできるんです。

そう考えると、たとえば春とか夏の季節にいる人でも
なかなか芽が出ない人っているんですよね、やっぱり。

すごいチャンスがやってきているのに、
『私はもういいです』みたいな感じの人たちも
大勢見てきています。

そういう状況を見ていると、
もともとエネルギーがあるにもかかわらず、
後天的ないろいろなストッパーみたいなものがあり、
できていない人たちもいるのかなぁと。

だから、そのストッパーをはずすことで、
もっと『春夏秋冬理論』の与えられた
エネルギーやチャンスを
活かせるようになるのではないかと思います。

ちょうど私の周りでも、
いま興味があってやりたいと思っていても、
不発の人もいらっしゃるわけですよね。

そういう人は『春夏秋冬サイクル』でいうと、
秋後半から冬の時期。
学習する時期なんだととらえたら、
わりとすんなりいくこともあったりします。

その反対で、ストッパーをはずすことができれば、
「春夏秋冬」のパワーを十分にエンジョイできる!

そういう風に考えてみると、
面白いなぁと思っていたんですよ。

LLP講座を終えて帰ってからも、いろいろな人に
『こういう理論があるの』ってお話しすると、
意外とみなさん『そうなのねー』って、
興味津々になっていたのも面白かったですね(笑)」。



生年月日から導き出される「春夏秋冬理論」と、
育ってきた環境による影響が
ポイントになっている「TA心理学」。

この2つに共通するのは、
人生には流れ=ストーリー(脚本)がある
ということです。

「春夏秋冬理論」は、先天的なストーリーであり、
「TA心理学」は、
後天的なストーリーと捉えることもでき、
この2つを知ることで、
新しいストーリーが生まれるのかもしれません。


自分の季節を意識すると世界が広がる




「私は、春生まれで 今年が夏3年目。

一昨年の2、3月くらいから
『こんなのでいいの!?』みたいな感じで
変わっています。

『こういうことをしたいなぁ』というのがあって、
『じゃあ、どうしようかな』と
コンサルの人と話していたら、
『ホームページをつくろうか』
『でも、自宅の住所は使えないよね』
『じゃあ、オフィスを持とうか』と、
こんな感じで展開しています(笑)。

そして、オフィスを持つと決めたら、
2週間後くらいには、もう契約していましたからね。

そういうところでも、
自分が『夏1年目』だということがわかっていたから、
『そういうことね』と、あまり抵抗しませんでした(笑)。
でも、知らなかったら、迷っていたかもしれない。

だって、事務所を持つといっても、
経費は大丈夫だろうかとか、
普通は考えるじゃないですか。
それがさっきまで考えてもいなかったのに、
その日の午後には、オフィスを持とうということで
不動産屋さんと物件を見ていた
というように展開していったから、
これが『夏かなー』って感じはありました。

あとは、1年の『春夏秋冬』の流れも意識しますね。

たとえば、『新しい人と会うのは面倒臭いな』と
思うこともあるけれど、
『人との出会いが広がる時期』だとわかっていれば、
『会っておこうか』という判断ができます。

それで実際、『やっぱり会わなければよかった』
ということはほとんどないので、
私にはとても役立っているツール。

自分にとっては、
勝手に上手に使っていると思っています(笑)」。



本来は、意外にも「保守的」だという安部さん。
けれど、「春夏秋冬理論」を知り、
ご自身の季節が「夏」に入ったことを意識したことで、
いままでとは違う世界が広がっているようです。



『昨年の夏は、來夢先生とマツダミヒロさんの
『Moon Rhythm License』の養成講座にも行ったし、
玉川一郎さんの星の講座にも行きました。

どちらも何も知らずに行ったのだけれど、
月やホロスコープも、すごく面白いと思っています』。



「春生まれ」で「新月(神香月)生まれ」の
安部さんは好奇心旺盛。
これからの活動が、とても楽しみになってきます。


「私自身は、2014年くらいから、
『人を育てる人を育てる』というところに
活動がシフトしています。

経営者やコンサルタント、
税理士などの士業と呼ばれる人たちに
もともと持っているスキルを
よりアップするための視点を
お伝えするという感じです。

『TA心理学』は、
もともと人の成長や幸せをゴールにしたものです。
これは簡単に言うと、人同士のやりとりを見て、
うまくいっていないところを修正していくというもの。

また、もう一つのジャンルとして、
マネジメントにも活用できるTA組織論があります。

組織を見て、組織の強み、弱みを発見する
フレームワークがあるんです。
組織内ではついつい「あいつさえ変われば」
「あいつが悪い」となりやすいです(笑)
TA組織論を使うと、
組織の仕組みやはたらきの不具合が視覚化できます。
これをやるとすごく面白くて、
いつもみんなが『楽しい』、
『わかりやすい』と言って帰ります」。



今年は、夏3年目に入り、
いよいよ「収穫の秋」が近づいてきています。
「春夏秋冬理論」を知って迎える秋には、
何が待っているのでしょうか。

安部さんの「春夏秋冬理論」の活用の仕方は、
とてもバランスがとれていて、
お話をうかがっていると、学べることが多いものです。

今後は、ほかのLLPメンバーともコラボして、
何か企画していただけるといいなぁと思っています。



TA教育コンサルタンシー